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目を引くイラストが描きたい!

イラスト担当の佐々木です。前回に引き続き、Photoshopを使って立体感のあるイラストのメイキングをご紹介します!
強い明暗のあるイラストはそれだけで目を引きます。
光の方向と、光と影のコントラストを意識しながら進めていくことがポイントになります。
使用ツールはphotoshop、ガジェットはペンタブレット(Wacom)です。

大まかなラフを作成する

①ラフを作成する
まず最初に、ざっくりとしたラフを描きます。
ここで詳細を詰めずに頭の中で雰囲気を設定しておくと後が楽になります。

使用ツール:ブラシツール

POINT!
・光源の方向を最初に決めておきます。
光の方向によって影の位置が決まるため、あらかじめ設定しておくことで絵の中で齟齬が生じないようにします。



②モチーフの形を描く
次に、ラフに沿って形を描いていきます。
グラスや瓶などの人工物は左右対称であることが多いため、
ブラシツールの「対称モード(※photoshopCC 2019から実装)」を使って描くととても楽です。

モチーフの色を塗る

①ベースとなる色を塗る
形を線で取った後、レイヤーを新規作成してベースとなる面を塗っていきます。

POINT!
・ベースカラーは暗めの色を置きます。
影→中間色→ハイライトの順に色を置くことで、浮かび上がってくるような立体感が表現できます。



②質感を追加する
全体にベースとなる色を塗り終えたら、次はモチーフごとに質感の違いを描き込んでいきます。
手前のレモンのツブツブ感など、目立たせたい箇所は少しオーバーめにコントラストをつけ、後からなじませるようにします。

全体に色を置き終えました。

光を描く

①光源の方向を設定する
光がどこから差しているのか、改めて設定します。
この絵の場合、モチーフの右下を暗くしているので、光源は左上です。

光源の方向は最後まで頭に入れておきます。


②ハイライトを追加する
モチーフの表面にハイライトを入れていきます。
レモンなど表面が凸凹しているものは鈍く、ガラスは鋭く…など、モチーフによってハイライトの入れ方を変えるとよりリアルな絵になります。

新規レイヤーを作り、色レイヤーの上に配置します。
はみ出してもいいので、一番明るい色(白など)をモチーフの表面に沿って描きます。


次に、モチーフからはみ出た部分を消していきます。
レイヤーの不透明度を50%くらいまで落とすと、モチーフの境界が見えて消しやすくなります。


③ハイライトを発光させる

よりドラマチックに演出するために、ハイライトそのものを発光させます。
光を受けて物体の縁が光っているイメージです。

上記の通り、さきほど作成したハイライトのレイヤー1を複製し、レイヤーパネルの下に配置します。(レイヤー2)
レイヤー2に「効果」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」を加え、
レイヤーパネルで透明部分を保護した後、彩度を高めにしたモチーフの色で塗りつぶします。

POINT!
・レイヤーの数を増やしたくない場合、レイヤー効果を使う方法があります。
先ほど作成したレイヤー1にレイヤー効果:光彩(外側)を適用して、発光させることができます。

不透明度やぼけ具合などを調整します

あとは適宜、テクスチャーを足したり、質感を描き込むなどして
モチーフの存在感を高めたら完成です。

株式会社 ヤップ デザイナー/イラストレーター

佐々木優

芸大日本画専攻卒でペンタブの使い手。デザイナーとイラストレーターの二刀流を目指します!

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