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ヤップイラスト担当の佐々木です!
今回はProcreate(iPhone/iPad専用の有料お絵かきアプリ)に最初から入っている、「水面ブラシ」を活用してみたいと思います。

「水面ブラシ」って何?

「水面ブラシ」…見た目から勝手にそう呼んでいるだけです。
正式名称は、プロクリエイトに最初から入っているブラシツールの、エレメントというカテゴリーに入っている「水彩」というブラシです。

青く塗りつぶしたレイヤーの上に白で描画してみました

名前通り描画すると水面のようなテクスチャが現れます。
エレメントに属している他のブラシにも言えることですが、あまりに使う場面が限定的だよ…という感じです。
しかし…

食べ物のイラストで大活躍!!

水面ブラシが水面以外で活躍できる場所…
それは「食べ物のイラスト」です!
実際に水面ブラシを使いながら食べ物イラストを描いていきたいと思います。

まずは普通のお肉を描く

普通にお肉を描きます。
お肉の断面を出したいため、ステーキにします。

このままだと粘土細工のようなので、水面ブラシで質感を加えます。

水面ブラシでサシを入れる

レイヤーを新規作成し、下のお肉のレイヤーにマスクをクリップします。
(これでお肉からはみ出た領域は見えなくなります)

次に、レイヤー属性を「覆い焼きカラー」にします。

ブラシの色を赤み部分より少し明るい色に設定し、「水面ブラシ」で描画します。

サシが入ったようになり、一気にお肉がリアルになりました!
細かいところを整えて完成です。

完成!

いかがでしょうか?
たったのツーステップ、水面ブラシをひと塗りするだけでぐっと質感が増し、美味しそうに描くことができました。
お肉の断面以外にも焼き色や、とろとろ卵の表現にも応用できます。

照り焼き感が出ています
卵の白身の部分に応用

ちなみに上の食べ物イラストは筆者のInstagram(@kippei03)で公開しています。
全てプロクリエイトを使って描いていますので、興味のある方はぜひご覧ください!(宣伝)

オマケ:食べ物イラスト以外での活用方法

実は水面ブラシを使ってかんたんに大理石を描くことができます。

まずは大理石にしたい形を描きます。(今回は直方体にしました)

次に、先程と同じ手順でレイヤーを新規作成→下のレイヤーにクリッピングマスクし、レイヤー属性を乗算にします。今回はベースより暗いグレーを水面ブラシで乗せていきます。

ここまででも十分大理石っぽく見えます…

次に、再びレイヤーを新規作成→クリッピングマスクし、レイヤー属性をスクリーンにします。

作成したレイヤーに同じ色で水面ブラシを乗せます。

あとはザラザラしたブラシなどで少し調整して完成です。

大理石のテクスチャになりました!

おわりに

いかがでしたか?
普通のブラシでちまちま描くより、短時間で複雑なテクスチャを表現することが出来ました。
普段使わない特殊なブラシでも、今回の水面ブラシのように意外なところで活躍する可能性が眠っているかもしれません。

株式会社 ヤップ デザイナー/イラストレーター

佐々木優

芸大日本画専攻卒でペンタブの使い手。デザイナーとイラストレーターの二刀流を目指します!

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