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前回までのあらすじ

矢印つくろう1(立志編)
https://ydea-magazine.com/tool/c4d/cg03-2/

自由に曲げたり丸めたりできる矢印あったら便利やん!と思いついた松川。

「押し出し使ったら楽勝じゃないっすか~」

と余裕を見せながら作業にとりかかるも、最後の最後で屈曲デフォーマを適用した瞬間、思わぬ落とし穴が!


思ってたのと違う!こうなったらアレをやるしかない!!」

果たして、きれいに曲がる矢印は完成するのか!?

ポリゴンモデリングをやってみる

気を取り直して、新しいファイルを作成します。
ポリゴンをひとつ作りましょう。

ポリゴンを選択した状態でCを押して編集可能にします。
面の選択モードでポリゴンの面を選択し、ポリゴンを選択します。
右クリックから三角ポリゴン化を選択。

三角形のポリゴンが2つできた状態になります。なりましたか?
片方を選択して削除しましょう。
残った方(図では手前側)の角度を編集しやすいように調整します。

続いて、ポリゴンを選択した状態で右クリック。押し出しを選択します。
マウスをドラッグすると、ところてんみたいににゅ〜っと伸びます。楽しい。
押し出し量は数値で入力できますがあまり分厚くすると矢印がかっこ悪くなるので薄めにつくりましょう。これで立体ができあがりました。

伸びろ、横棒

この三角形が矢印の頭になります。ここから横棒の部分を生やしていきたいと思います。まずは面の選択モードで Ctrl + A で面を全選択します。
そして前回も使った細分化!これでポリゴンの分割を細かくしてやります。
4回適用したものがこちらです↓。

いいかんじで分割できましたね。あまり細かくすると編集しにくかったりしますし、粗くても後々問題なので、このくらいでとどめておきましょう。
続いて、カメラを三角形の長辺の側面が見える位置に変更します。
ライブ選択ツールを使って横棒になる部分のポリゴンを選択していきます。
ブラシツールで塗っていくような感じですね。
漏れなく選択できたら、先ほどの押し出しをつかって
横棒部分を伸ばしてやります。必要に応じて数値を入力しましょう。

これでもうどこからどうみても矢印です。ありがとうございます。
矢印の矢じりの大きさや棒の太さなどは各パーツをつくる段階で、必要に応じてバランスを変えてみてください。
さて、それでは先ほど作った横棒の部分を分割していきますよ。

まずはループ選択ツールを使って分割したい面を一気に選択します。

次に選択状態で右クリック、ループ/パスカット ツールを使用します。
ツールを使用すると定規のようなバーが画面上に現れます。
これを使って分割することもできますが、今回は数値で入力しましょう。
選択ポリゴンの一箇所をクリックします。

続いて、均等分割にチェックを入れ、カット数を30にします。
これで30等分できました。分割数を上げるほどなめらかに曲がるようになります。

ようやく矢印の完成です。あとは前回同様に角度や向きに気をつけながら屈曲デフォーマを使って矢印を曲げていきましょう。

曲がれ矢印

これでOK ! デフォーマ―の数値を変化させてみましょう。

やった!活きのいい感じに曲がってくれました!
ちょっとかわいい気もしてきた。
……え、またシワできてるんじゃないか?って話ですよね。
ご心配なく!こんなになめらかです!

やあ、なんだかんだで長い記事になりましたが、ついに完成です矢印。
(もっと効率良い方法もあるのかもしれませんが、方法のひとつとして…)
応用させると上のようなアニメーションにも使えるので解説動画などとも相性が良いと思います。C4D R19 をお使いの方はぜひ試してみてください。

株式会社 ヤップ matsukawa

松川雅哉

メガネが本体かもしれないデザイナー。DTPなどの平面のデザインに加えて、C4DやAEを使った動きのある分野にも裾野を広げつつある

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